頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

喧騒

年号が変わるというニュースで持ちきりだ。 歴史に対して人々が意識的になり、ハレの気配で満ちる。 不思議な感じがするものだ。 2011年3月にも同じことを思ってた。 今まであったものが大きく覆り、変動し、書き換わっていく。それについて人々が言及し、思…

自分のための人生

昔古本屋で、100円だか50円だかで買った文庫本を取り出して眺める。 昔インターネットで、いつかどこかでどうにかしてたどりついたページの一文を取り出して眺める。 それで思ったんだけど、僕は、本当に自分でなにかを一から考えたことなどないと確信してい…

精神と生活

「サイバーパンクな死後の生を約束する謎の4chan宗教」と題したMOTHERBOARDの記事では、TSUKI Projectは「アニメ自殺カルト教団」(anime suicide cult)と表現されています。「アニメ」と「自殺」と「カルト」という、なかなか凄い並びの文字列ですが、一体…

理想と現実の境い目

「つまらないこと言わないで、さあ行こう。ぼくの行動や言葉はすべて君の念願の具体化なんだ。君自身の気分よりもぼくの言葉のほうが君そのものなんだ。ぼくを信じるんだな。君は本当にバベルの塔に行くことを願っていたのだよ。君は知らないかも知れないが…

自我への執着。 ある、特定の自分にこだわる。 ある特定の自分で在ることにこだわり、そこから抜け出せない。それを手放せない。 自分はいくらでも変わることができる。 変わっていくことができる。 絶えず変わっている。 変化を続けて今がある。 産まれて間…

この後ろめたさや引け目はなんだろう。 卑屈。下手に出たくなる衝動の源。 もとをたどると自分の存在の迷惑さに行き着く。 迷惑。 僕はある肩書き、属性、意味付け、それをアイデンティティに組み込んでいる。言い訳の材料として。 不登校引きこもりニート。…

継続は力なりって言うじゃないですか。 言いたいことがないなら黙ってろとも言う。 沈黙は金、雄弁は銀。 自分の痛い部分に触れる気のない、痛覚の走ってない部分をいたわるようなやり方では、自分と向き合うことにはならない。それはただ誤魔化して慰めてや…

なんだ、今日も生き延びたのか。 いつ死ぬんだ僕は。 こうやってだらだら生き延びるんだろうか。 貯金がちょっとずつ減っていくのを見て笑っている。そりゃそうなるよ。底をつきたらどうなるんだろう。底がつきたときどうなっているんだろう。わからんな。ど…

自己否定、自分は今のままではダメなんだという考えによって苦しむ。 自己肯定、自分は今のままでいいのだという考えで苦しみを避けられる。 僕は苦しみを避けたいと思っていた。そのために自己否定的である自分を嫌っていた。否定は現状の改変を促す。今と…

通りを歩くと、建物に面した場所から突然、橋と川と広い空が現れる。川の突き抜ける、橋のかかったその辺りだけ、建造物をまぬがれてぽっかり空白のごとく、空が見える。夕方の空は、暮れかけてほの暗く、全身を影で化粧した雲が千切れるように広がり、でも…

僕は基本的に、言いたいことがなにもない。 少なくとも、とっさには出てこない。 ぼんやりしている。 感情の高ぶりがあると、感情の高ぶり~とか思って喋りたくなるけど、それは鳴き声みたいなもんだしな。思惟とか理屈とか、骨組みがあって肉付けされたなに…

あ〜虚無だ 虚無襲ってきた 日記。 昼過ぎに起きて夕方出かけて、散髪。靴下が足りなくなったので買い足して、昼食べそこねてお腹すいてたので、食べたことないもの食べよと思ってはじめてモスバーガー食べた。外食を、全然しないので新鮮。店内は老人の憩い…

不登校児でガチめに引きこもりやってた時期、誰との対話も拒んだ。自分で自分を説明できなかった。すべての社会的要請が不快で苦痛だった。それをどう表現すればいいのかわからなかった。今でもあんまりよくわかっていない。固定観念による押し付けの期待は…

今日もまた日が暮れる。 一日が終わる。 眠りに落ちるたびに意識が消えて、気がついたらまた意識が戻っている。 不思議なもんですね。 前の日の記憶がわずかに残っていて、前々日となると危ういけど、ずっと遠い前の日のある一瞬の記憶が、焦げのように落ち…

職場の飲み会、というか会食に参加した。 本当は一回断ったんだけどせっかくの機会だしこういう場に顔を出すのも勉強だと思って、みたいな押せ押せに負けて折れた。意志弱っ。 飲みの席は初めてじゃない。進学考えてた時期行ってた予備校が、新歓とか会社入…

連日、強い風が吹く。 上空の、冷えて縮んで重くなった空気が、地表になだれ込む。 大気循環。空気の巡り。 季節は、文字通り巡ってる。 巡ってやってくる。

言い訳。不自然なぎこちなさ。意地。緊張。予防線。 それらはすべて根を同じにしている気がする。 動機は覆い隠すことだ。自分のもろい部分を守りたい。 そこを無理に取り繕おうとするとき起きる。 脆弱性対策として、脆弱性自体を隠す、ないことにする、見…

体を動かすのは楽しい。 僕はわりと掃除をするのが好きなのかも知れない。 たまったほこりを一掃するのも快感だし、土や草の根の間をかき分けるときは、蟻とか尺取り虫とか蜘蛛とかだんご虫とか蜂とか蝿とか居るのでイエーイと思う。可愛い。でも、この人た…

根暗論

昔、人に言われた言葉を何度も噛み締めている。 「君は物事の暗い、影の部分に注目しすぎる。その癖がある」 図解説明つきで。 言われてから10年近く経ったのに、相変わらずその癖は抜けていない。と思う。当時も、そうだね、確かにね、と思って受け止めてい…

アイズ

労働日誌。 結局最初の約束通りの勤務時間でOKってことになった。みたいだ。よくわかんねえ。 自分の要求は非常識的でローカルルールを無視した悪魔のような人非人な言い分だったのかもしれない。と思うほどには結構攻撃的なメッセージをもらったので、もら…

労働日誌。 人事から1時間出勤を早めてもらえないかという打診。もともと勤務開始時間が遅めでもOKという募集要項を見て応募したので、なぜ今になってと思った。曰く、「現場の士気に関わるから」 パートは僕だけで、あとはフルタイムと正社員の人たちばっか…

アーティクル・トゥエルブ・オブ・ザ・コンスティテューション

「いいか。君に取れる選択肢は二つある。やるかやらないかだ」 なにと、なにを? 「選択すること。決定すること。意思を貫くか、それを放棄するか」 違うよ。意思は貫くものじゃない。ただそこにあるものだ。そして流動的なんだ。固定的なものじゃない。いつ…

アイ・スクリーム・スプリング

春と叫ぶ

日記。 昨日は一週間というブランクからの出勤で雑巾のようになって帰ってきた。 外に出た瞬間、家の中にいるときよりも気力が1.2倍くらいはマシになる。 気力というか、止まっているとやばい動かないと死ぬという本能。引きこもってる間は真逆で、動いたら…

ダイアローグ・イン・ザ・ボイド・イン・ザ・ブレイン

よくする妄想がある 自分は老人で森の奥深くに住んでいる 一軒の頑丈な木製の家 生活範囲の内だけ林を切り開いて植物を育てそれを主食に暮らす 食べくずや糞便を肥やして肥料にする 小屋には寝具とテーブル、掃除用具台所用具、寒暖対策用具が揃っていて、そ…