頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

散歩

冬蒲公英

昨日は暖かかった いつもの川原を歩いた 和菓子屋でいもようかんを衝動買して食べた それとおにぎり 散歩中に食べもの食べるとおいしいのなんでだろう 乾燥してるからただの水道水もうまい 一転して今日は曇り 空気も冷えてた 恥と罪悪感とみじめさで息のし…

お土産

おやすみなさい

帰りの電車の窓から見た空はねずみ色だった。少し黄みがかって重い空気。湿気を含んでいて暗い。こういう天気のことをすごく好きだ。嫌いな天気というものがないから取り分けて一番というわけではないけどすごくいい。 電車から降りたら窓から見ていたのと反…

夕方起きて夜這い出すの図 思ったんだけど文字でだけ認識してる人を「人間」として認識して人格として扱ってるのめっちゃおもしろい もうそれが普通になってるし インターネットのすごいところですね ちょっと100年とかさかのぼったら人を人として認識する場…

酔生夢死

日差しがまだ夏の気配を残してるけど空気がずっと涼しくなった 乾いていて澄んでる 秋の匂いがする 季節が変わる瞬間を取り込むと全霊がそれを吸って膨らみ、叫んだり踊りだしたりしたくなる これでもう十分報われた、と思う その瞬間が全部で、あとはみんな…

ヒューマンイズエラー

いくらでも複製したり加工したりできる一瞬 人工的で作為的な一瞬 人間が認知するものは全部人間を通して認知したものになってしまうから、これは人工的じゃないなんてなにに対しても言えない 人工的視点、人工的視野 携帯のカメラのピント、年々合いづらく…

ヘブンリーヘル

「そういうものだから」 魔法の言葉。 大抵のことはなんでも「それはそういうものだから」で締められるわけです。 そうなってるんだから。 それ以上疑問持たずに受け入れるのって賢い。 なんで僕はそうしないんだ。 いやいや、そうしてるよ。そうしてる部分…

断片

太陽を肉眼で直視すると眩しくて耐えられないように、生きることはそんな感じ、直視できず目をそらしたくなってしまうものが多い 突然なにもかもが新しく、嘘の作り物みたいに見える。ものの輪郭がクリアになって、すべては鮮明なのに遠くてうるさい 電線も…

梅雨の19時

鈍色

紫の陽

ソー・ドント・シング・ラブソング・フォー・ミー

毎日違う種類の木の葉っぱを食べるんだっておっきいマンションができるんだよー 遊ぶのー? ううんー塾ー えー? 塾ー がんばれー うんーあんま言っちゃ悪いけどかたまりみたいなの味噌見るとー俺何回見せられてんのおまえの発案本日もご来店いただきまして…

僕は借り物。体も思想も。自分が借り物だと思うその考え方もどこかからの借り物、引用の引用、反射の反射、バトンはいつも気づかないうちに受け取っている、どこで受け取った、誰のなんなんだこれは。あるひとつの言葉や思想に、源流となる出自はあるのか、…

パレード

よく晴れた朝で5月の太陽が青い空に差していた。民家の柵の上にカラスが一羽とまっていてそれは踏切の信号待ちの間だった。民家と線路は隣り合っていて信号の赤い点滅と規則的な警戒音と、口を開いたまま不自然に辺りを見回すカラスだった。黒く艶のあるくち…

もうおわれ

携帯カメラでモニターを映すとRGBを描画して点滅する光の波をキャッチできる 絶え間なく書き換わっていく信号が見える 雲が輪郭を光でふちどられているところが美しい 暗い雲と明るい雲が重なっているところが美しい 光でとろけたような淡い色が美しい 空 空

生物は環境に適応して、適応した遺伝子を持つものは生き延びられる。 そうじゃない生物は淘汰される。 環境。 すでにそこにある、出来上がった環境に適応するよう、生物は、自分は動く。 自分に適応するよう環境を作り変えるのではなく。 いや、でも、変化は…

日付が変わる前後に布団に包まり、昼過ぎまで寝入る、風を部屋の中に取り込みながら寝ていて、人々の活動の音で目が覚める、足が早まって安売りされていた果物とパン、インターネットの情報を摂取する、昼寝をして、夕方過ぎまで眠る、意識は洗いたてのよう…

ラスト

喧騒

年号が変わるというニュースで持ちきりだ。 歴史に対して人々が意識的になり、ハレの気配で満ちる。 不思議な感じがするものだ。 2011年3月にも同じことを思ってた。 今まであったものが大きく覆り、変動し、書き換わっていく。それについて人々が言及し、思…

自分のための人生

昔古本屋で、100円だか50円だかで買った文庫本を取り出して眺める。 昔インターネットで、いつかどこかでどうにかしてたどりついたページの一文を取り出して眺める。 それで思ったんだけど、僕は、本当に自分でなにかを一から考えたことなどないと確信してい…

通りを歩くと、建物に面した場所から突然、橋と川と広い空が現れる。川の突き抜ける、橋のかかったその辺りだけ、建造物をまぬがれてぽっかり空白のごとく、空が見える。夕方の空は、暮れかけてほの暗く、全身を影で化粧した雲が千切れるように広がり、でも…

連日、強い風が吹く。 上空の、冷えて縮んで重くなった空気が、地表になだれ込む。 大気循環。空気の巡り。 季節は、文字通り巡ってる。 巡ってやってくる。

アイズ

アーティクル・トゥエルブ・オブ・ザ・コンスティテューション

「いいか。君に取れる選択肢は二つある。やるかやらないかだ」 なにと、なにを? 「選択すること。決定すること。意思を貫くか、それを放棄するか」 違うよ。意思は貫くものじゃない。ただそこにあるものだ。そして流動的なんだ。固定的なものじゃない。いつ…

アイ・スクリーム・スプリング

春と叫ぶ

ダイアローグ・イン・ザ・ボイド・イン・ザ・ブレイン

よくする妄想がある 自分は老人で森の奥深くに住んでいる 一軒の頑丈な木製の家 生活範囲の内だけ林を切り開いて植物を育てそれを主食に暮らす 食べくずや糞便を肥やして肥料にする 小屋には寝具とテーブル、掃除用具台所用具、寒暖対策用具が揃っていて、そ…

ザ・アートフィシャル・ランドスケープ

シダの葉の裏には胞子をたくわえた粒が規則的配列でびっしりと並んでいる 乾燥すると粒の袋が破裂し、胞子は飛び出る 巨大な針金で覆われた温室 ミニチュアの箱庭