頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

f:id:nohere:20191002231135j:plain

 

 

f:id:nohere:20191002231138j:plain

 

夕方起きて夜這い出すの図

 

 

思ったんだけど文字でだけ認識してる人を「人間」として認識して人格として扱ってるのめっちゃおもしろい

もうそれが普通になってるし

インターネットのすごいところですね

ちょっと100年とかさかのぼったら人を人として認識する場面ってフェイストゥフェイス以外だとすごい例外的な話になってくるのに

文通、書物、伝聞、神話、怪談…そうでもないか

基本物語上の人物は人として認識されるしね

それだって一方的な認識に留まって、双方向のやり取りができる生きた人同士としての扱いではないけど

文字はとっくの昔に死んだ人をまるで今そこにいるかのように感じられるからおもしろい

相当古い本と知らずに読んでいて、奥付かなんか見て筆者は没後だったと読んでる途中にわかるとする

でもそれでさっきまで生きていた人が急に死んだという風には感じない

これだって今生きてる僕が書いてるわけですが書いた一秒後に心肺停止してたとしても死んでるかどうかわかんないから、死人の文章ですねと思いながら読まない

文字は認識するものがいる限り生き続けて、死ぬということがない

不思議なもんですね

それも人間に想像力が備わってるからそうなってるんだけど

壁の染みに表情を見出す要領の延長線上で人格を見出している