頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

よくわかった。
母は怯えている。
金が減ること。蓄えが尽きること。立ち行かなくなる将来の展望。蓄えを減らす虫の僕に。
直接言葉として聞けてその危機意識をはっきりと肌で理解した。
早く金を得られるようにならなければならない。
悠長に自分とモラトリアムを楽しむのは贅沢な娯楽だよ。
それを叱りたかったができなかったわけだ。いつも歯にものが詰まったような、苦虫を噛み潰したような、言いたいことがあるのに言えないという間や、無言の不満、その正体。
いやいや、まったくその通り。ごもっとも。十里ある話。
問題があるのは僕で、問題とは甘え。
社会が厳しい? 人が怖い? 経歴の穴?
関係ないよね。
生きないといけなくて、生きるために金が必要で、金を得るのに仕事が必要で、仕事の達成に人間としての扱われ方なんて問題じゃないわけ。
人間は道具なんだから。金を得るための道具。
金が得るのが人生の目的で、金があれば延命できて、金があれば、金があれば。
ウケる。