頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

今月頭から週5日勤務でバイト始めて、今日で10日目。

業務内容が掃除のときはめちゃくちゃ気楽。けど接客業務に回されれるときは死ぬほど苦痛。

どうも表現が大袈裟になりがちだなぁ。

どう苦痛なのかもっと仔細に渡って描写する必要がある。

掃除がなぜラクなのか。まず服装。男性的でも女性的でもない格好ですむから落ち着く。次に人を相手にしなくてすむこと。淡々と汚れを落としたり散らかりを片したりすることに無心で取り組んでいると落ち着く。人を相手にしているとこうはいかない、神経を非常に使うから。

接客のなにが苦痛なのか。まず服装。女性用の制服が決まっていてそれを着るのが気持ち悪い。どう気持ち悪いのか?大男がミニスカの着用を一方的に求めらる場面を想像してみてほしい。この大男はミニスカじゃなく、自分の丈にあった丈夫な服を着ていたいと思っているものと想定する。ミニスカを履きたいと思っている大男の場合例には当てはまらないから。君が丈夫な服を求める大男じゃなく、ミニスカを履くことに抵抗もないなら、なんでもいい、自分が着たくないと思ってるファッションを当てはめて考えてくれ。じゃ、こうだ。ここでは裸でいるのが普通なので常時服を脱いで過ごしてくださいと言われているようなものだと想像してみてくれ。服を着ていたいと思うのに、裸でいなければならない場面を。え、君は大衆浴場が苦にならないか?じゃあだめか。なにに例えれば伝わるだろう?そうだね、君が想像するもっとも自分に似つかわしくない格好、もっとも自分から遠い位置にあるファッション、そいつに袖を通すことをかつて想像もしなかったような格好、そいつに袖を通すことで不快で屈辱的な気分を味わうことができる格好を思い浮かべてくれ。ブラジャーを着用するっていうのはどう?ブリーフを履くのは?例にあげたのは下着だけど、僕の場合身につけて屈辱を感じる格好が自分からも人からも見えている、それも考慮に入れてほしい。どのくらいの屈辱なのかを。

金がもらえるなら屈辱をしのんでなんでもやるような人間なのか、僕は?

ずいぶん嫌な気分になった。

次はどんな屈辱に耐えるんだ? 振り払わない限り、自分はコレをやりたくない、やるつもりはないと主張し、その意志を遂行する行動を取らない限り、外から降りかかる要求はエスカレートする一方だ。

それはそうだけど。

服装に規定のある仕事を拒めばいいだけだ。

そうだね。選り好みできればね。とにかく、格好が苦痛だという以外は非常に好条件な仕事なので、手放すにはまだ惜しい。女装も多くて週2の頻度ですみそうだし、今はまだ耐えられる。