頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

断片

湯船張って浸かってたらまた鼻血。放置して鼻まで浸かってた、穴から血の煙が、紫煙が宙をのぼっていくように湯の中に血が漂う、いつ見ても面白いな。気づいたら結構な量出血してて湯がひどく赤茶けてた、キャリーじゃんと思ってはしゃいでた、最近観たんす、1976年版、めちゃ胸糞悪いね。

 

横たわりながら、真っ黒い闇のような海を想像する。海の中。なにもない、なにも見えない、暗い水中、広大で深い、巨大で濃厚な虚無、天井も底もわからない、生命のすべての気配が消えた場所、そこに粒として落ちていく自分の姿。体重、その重みを落ちていく感覚にシンクロさせて、体はどんどん沈んでいく。暗くて深い場所に落ちていく。

 

スマホだって親から買い与えられたやつだし。壊れても買い換えないかもしんねえ、もともと自分で欲してない、ということは余分なもので、余剰と余裕のあるところではじめて生き延びられる、そういう生き方をしてきた、他人の施しで生き延びてきた。開拓精神ないのか?恥を知れよ。云々。その恥も頭の中をいじくりまわしてたら、恥がなんなのか定義があやふやになってきて、言葉や定義ってそもそもあやふやだし。空気じゃん要はとか思って、流行でしょ、風潮、時代の…。みんなが恥ずかしいと思うから恥ずかしいものは恥ずかしい。みんながそう思うから。みんながそう思わなくなったら恥とされていた観念は遺物になっていく、そんな感じ。

 

インターネットから切断された自分はどことも誰ともつながっていなくて、それはすごい気分のいい状態なのかも、インターネットにつながってようがつながっていなかろうが、最初から誰ともなにとも接続はされてない。錯覚がある。それだけ。接続されてなかったら知り得なかった、関わり得なかった世界観や意識、その存在に触れることができたような気になれる。透明になってヤクザの事務所にでもソープの控室にでも官僚の書斎にでも教師の実家にでも潜り込んでのぞき放題。のぞき趣味だよ。趣味悪いよな。

 

人類滅亡しねえかなつったのと同じ口でみんな幸せであれとか言っちゃう、動機はまったく同じところから出ているのでなんの矛盾もない。幸せじゃねえなら死ねってこと?

 

むっちゃ体調ぶっ壊れてて笑うしかない、体調というか生活というか、壊れてるのはなにもかもだし。過食と過眠がひどい。外に出ないから感覚麻痺る、日光浴びないから時間感覚バグる。引きこもるのは好きだけどこの状態は非常に不快ですね。なぜってこの感覚を維持し続けながら労働時間に合わせたサイクルを生活に導入しないといけないからで、気が狂っちゃう、なにやってんのって。頭がくそいてえ。低気圧?低気圧くんもかわいそうなやつだよ、なにかというと体調不良のスケープゴートにされて、体調が不良になるうちの、いろいろ要因が絡まってる中で最後の一個ダメ押しで来た要因なのかもわからんのに、こいつこそが諸悪の根源とばかりに槍玉に挙げられてよ、諸悪はさ、ちょっと背中押したらばったり崖底落ちちまうような生活サイクルや、それを維持せざるを得ない作りになってるシステムにあんのに、そう思いますけど〜僕みたいなもんは。