頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

全然やる気が出ない。

すべての気力が低下してしんどい。

病休扱いで2日休んでる。その前日は普通に休み取ってて。計3日間一歩も外に出てないし一日に12時間以上寝てる。

いくらでも寝れる。だるい。

朦朧とする。

お腹が減る。お腹が空くのとは別に、なにか安心感や欠損感を補うために食事にたいする欲求が高まる。食べすぎてお腹が痛くなる限界まであるものをあるだけ食べる。

PCを開いて、いつも見てるSNSやサイトを眺める。時間を置けばアクセスするたびに情報が更新される。スイッチを押したら餌が出てくる実験動物の気持ちになる。中毒だし、依存してると思う。

眠気が来て、PCを閉じる。こんこんと眠る。起きる。PCをつけるのはやめて、本の続きを読む。

難解な箇所を声に出して読んでみる。今読んでいるのは難解なことだけで構成されたような本なので定期的に声に出して文章を読むことになる。ニーチェなんですけど。日によって滑舌や声の出し方や話すスピードに変化が生じる。今日はつっかえる回数が少なく、話すとき飛んでいく声の調子がこもらず響く、声を出すのが心地よく感じる日だった。

だるい。

なにも考えたくない。なにもしたくない。ずっと寝ていたい。起きて活動する、人と話したり関わったりする、それを想像しただけで全身が鉛のように重くなる。

朝、バイト先に連絡を入れるときの気の重さたるや。目を覚ます。まっさきに今すぐ死にたいという気持ちに支配される。死にたいって正確じゃないな。一歩も動きたくない。なにもかもを投げ出したいとか、すべてに蓋をして黙していたいとか。一切の刺激、一切の干渉から遠のきたい。自分を殺したい。

軽度の鬱。多分PMSってやつなんだろう。月経前症候群。ホルモンバランスの乱れ。明確な記録を取ったことはないけど、程度の差はあれ結構な頻度でまあこうなる。そういや数日前からめちゃくちゃ肌荒れしまくって痛いニキビも出来てる。性嫌悪ひどかった時期はこういうの考えるのも嫌だったけど、今は普通に、あ、肉体の機能に乱れが出てますねっていう感じで受け止められる。

風邪っぽいので休みますという方便を使った。僕の扱い、わりとどうでもいい雑用かつバイトだからまだ融通きくけど、徹底的な管理が求められたり拘束時間長いとこうはいかないんじゃないのか。病院行った?インフルじゃない?っていう当然の質問をくらったけど、インフルじゃないし病院には行きたくないです。前例があって経験済みで、これがなんなのかなんとなくはわかっているから。とかまでは言ってないけど…。あくまで微熱っぽく倦怠感があるだけという症状で押し通した。100%嘘じゃないけど100%本当でもない。まあそれで通じるからええやろ。けどこの調子で頻繁に病休取り続けるのかこの先も。通じるのそれ?

なんかあまりにもこの波が来るの自然すぎて、今までぼーっとやりすごしてるだけだったけど、なんとなくでしか理解してなかったなと再認識した。一人の時間を過ごしていると他人の都合に合わせるということを考えなくてすむので、社会的障害も単なる潮の満ち引きくらいにしか感じない。

この波また来月も来るんだろうが、まったく手を打つ気になれない。手を打つったって「だるいのを我慢して周りに合わせる」くらいしかないわけで。なんで我慢せなあかんねんという気持ちになる。休みたいだけなんだけど。ひたすらに。逆になぜ常になにかしていないといけない社会構造になってんのかと文句を言いたい。なにもしなくていい時間をもっと増やそうよ、ね?ね?みんなも働きすぎだよ。休みなよ。(あっマロミまどろみだ)

自分に打てる手って、せいぜいいつ波が来るか予期しておいて、前もって休み取るくらいが精一杯じゃないか?その予測だって完璧に当たるわけじゃない。でも月に一週間くらいまとまった休養、というかなにもしなくて大丈夫な期間が必要だということを把握はしている。あれは予備校行ってたときか、ひどいときは丸三ヶ月この倦怠感のひどい状態を引きずり続けてた、最低最悪だった。結局塾は辞めたけど。

なんだろうな。なんの前触れもなく鬱のスイッチが入る感じ。突然、あもういいわ、もう生きるのやめよう、みたいになる。つらさに耐えて生きるくらいなら、今すぐに耐えるのをやめたい、つらさを感じる器官を消したい、という発想からの希死念慮。まあ僕は度胸なくて生にしがみついてますけど。自己保身強いし。あと単純に、死ぬかあと思ってるときはそのための気力も体力もない。結果として死んだように生にしがみついて生きることで社会的に死んではいるけど。希死念慮、これうまくできてて、つらさを感じる器官を消したいって、要は殺人衝動が自分に向かってるんだけど、それって外側に向かっててもおかしくはないんすよね。つらさを感じさせて来る器官があるのは内側だけじゃないんで。僕は自罰傾向が強いからそうなってはないけど。だから時に、反社会的な行動に対してすごく親近感と共感を覚える。死にたがってるやつは殺したがってるやつだと思う。僕はよく今まで自分が誰も殺してこなかったなとたまに思う。これに近い精神状態のやつなんかそこら辺にうようよいる。いつまでこの構造は体裁を保っていられるんだろうと思う。

鬱状態は無為に一日を過ごすなり、気負わず放っておくなりすると、いつの間にかじわじわ回復していく。今回復の段階にいる。ので、少なくともこれを書けるくらいの気力と体力が戻ってる。この段階で気張って、~しなければならない、~できるようにならねばならない、とか強迫的になっていると鬱状態は長期化する。

PMSじゃなくて普通に鬱病の傾向もあるのかもしれんけど、知らない。メンタルクリニックはカウンセリングしか真面目に利用したことがない。心療内科ってなぜかカウンセリングのみの利用でも診察が強制されるシステムなんだけど、診察の担当医、三人中二人がコピペ説教バリバリかます努力教だった。笑えるよ。即心閉ざして無難な受け答えでやり過ごした。カウンセリングの効能を相殺したいのか?そのカウンセリング自体も、高値だったから長期では通わなかった。

なんらかの病名はつけられるんだろうけど、ついたからなんだよって感じもする。薬物で"社会に適応"する意味、とか考えるとまた、よし死ぬぞ~って気分になってくる。いや、そういう衝動が気分で起きやすいというだけで、べつに心から自分を積極的に殺したいとかは思っていない。だから今のところ自分を殺さない方向に動くようにはなっている。