頭の隙間のダイアログ

日記。筆記開示。オートマティズムの精神。自己対話。

価値判断への劣等意識、怒り

恥。自分はこの人にとって似つかわしくない、値しないという感覚。
あるいは比較。
僕がこの人と立って並ぶことで、この人を低い場所まで貶めてしまうのではないかという感覚。
僕は恥の意識が強い。
そしてそれは恥を感じさせられたくないという意識につながっている。
こいつが僕と並ぶことで、僕が低い場所まで貶められているという。
低い場所。
低い場所ってなんだよ。
低い場所って何?
地位。目線。評価の基準。所属。
僕は自分の社会的履歴を指してそれを「低い位置」と見なしてるのか。
不登校。引きこもり。ニート。低学歴。人生経験の浅さ。
それとも自分の精神性を指して?
卑怯。卑屈。臆病。怠惰。ナルシスト。
両方じゃないの?
そうですね。
自分が「貶められている」と感じるのはどういう相手と並ぶときなんだ?
「社会的に評価してくる」人間と並ぶときだ。
あなたは優れていますね。あなたは劣っていますね。あなたのこういう部分は有益で社会的利用価値がありますね。あなたのこういう部分は害で社会的利用価値がありませんね。
うるせえ。
自分の感覚としてどうなのかでやってんだ。人からの価値を、評価を、基準を当てにして、受け入れていって、自分がなくなって、他人がすべてになって、そしてどうなるか末路を見たいか? 僕はごめんだ。社会的に見て価値があるとかないとかでやってんじゃないんすよこっちは。
外から上から下から無思考無批判無遠慮にペタペタペタペタペタペタペタペタ。
触んじゃねえよ。
それは恥というより怒りでは?
恥だよ。辱めだろ。
自分を一番「評価」の俎上に乗せているのは自分自身では?
そうですね。
だから僕は怒っているんだ。自分に。